今年の春植え野菜が今一つだったので、畑の土のテコ入れを考えている。
鶏糞、堆肥、もみ殻くんたん、かきがら石灰などを入れて耕して、来年の春まで寝かすのだ。
この辺りでは、鶏糞や堆肥は、畜産農家から只あるいは安価で譲ってもらえることもある。農家での飼育状況が分かっていれば、堆肥の中に余計な薬品が混ざっていないか確認できるので、その意味からもありがたい話。
そんなわけで、今日は一路北に進路を向けて、養鶏農家から鶏糞をもらいに行く。ただそれだけだとつまらないので、少し寄り道して、琴弾の滝を訪問。人もほとんどいない中で、清らかな水が流れている。
目をこらすと透明度の高い水の中に、小魚やエビ(たぶんヤマトヌマエビ)たちが戯れている。ふと思いついて、手を入れると、なんと人懐っこく手のひらによじ登ってくるではないですか、、、。
せわしなくはさみで私の皮膚をかいては口に運ぶところを見ると、この有機物の少ない水の中で私の手はエビちゃんにとって天の恵みのごとくの好餌だった様子。
ドクターフィッシュも汚れのひどい人によりつくというのを思い出すと少し恥ずかしくなりましたが、エビちゃんの喜びようを見ていたら手を引くのはためらわれて、すっかり冷え切ってしまいました。