生まれる命もあれば、亡くなる命もある。モミジ(鶏)が来てから2ヶ月近く経った今、一羽が亡くなった。解剖して死因を調べたところ、おそらく膨満性の高いえさを食べたことによる消化管のつまりだろう。もっと繊維質のものを与えねばと反省した次第。時々小屋から放して、勝手に草を食べさせるようにもして、のどかな風景が広がっています。おいしく育った野菜(特にミズナは好物のよう、、、。)をかじることもあり、そのたびに追い払っていますが、ニワトリが伸び伸びとしているのを眺めていると時間を忘れてしまいます。
さて、ウコッケイたちも少しずつ殖えつつあるので特に世代管理の目的で個別認識をしようと鶏に番号付きの足環をつけることにした。まずは数の多いモミジにということで、24の足環を用意して、一羽ずつにつけていく。そこで発覚した驚愕の事実。あれ?25羽いる!! もともとうちに来たときが25羽で一羽お亡くなりになったので24羽のはずなのだが、、、。
おそらく初めから26羽だったのだろうと思われるが、今の今まで気づかなかった自分たちに呆れる。思い返せば、数えたときに26羽になって、何度か数え直したこともあったので、実はそれが正解だったとは。思い込みって怖いですね。
さて、今回のタイトルからお察しの方も多いかと思いますが、私はマンガ好きです。少年・少女・青年コミック、幅広く読んでおります。そんな私の今のオシ漫画は「ダンジョン飯」。日々の生活と、死生観と、壮大な物語がない交ぜになったお話で先が楽しみです。
先日、そんな漫画談義をできる友達がスペイン人のお友達を連れて静耕舎に泊まりにこられました。そのスペインの方と話をしていて、ヨーロッパの農村においても、過疎化、農地の分散化、老齢化、GMO・農薬への対処などが共通の課題なんだなぁと気づかされ、興味深いものがありました。
もうひとつ興味深かったのは、スペインでも「カメノテ」を食べるということ。特にクリスマスのご馳走として扱われている地域もあり、大変高価なのだそうです。そんなカメノテ漁師のドキュメンタリーフィルムを教えてもらったので、紹介します。大西洋の荒波に揉まれる結構命がけの職業です。
それにしても瀬戸内とスペインで同じ「カメノテ」が食されているとは、、、。静耕舎でも冬の味覚として確立させてみようかな。