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今年の出来は、、、

一昨年まで田んぼだった畑で去年あまり作物が育たなかったということを、方々で吹かしすぎたせいか、結構心配されているのであるが、今年の作付けは春先から好調である。もちろん土をいじった昨年11月以降に撒いたり、定植したりしたものなので、葉野菜が主な産物にはなるのであるが、そんな中ずっしりと重い収穫がこれ。たまねぎ。

以前町の取材を受けた際に使われた写真の場所なので、この冬でよくまぁ大きくなったなぁと改めて感心。

丸々と太ったたまねぎができると、自然に葉が折れて倒れて収穫時期を知らせてくれる親切な子達。同じ品種のたまねぎの多くの葉が倒れたら、抜いて2-3日畑で干しておく。写真は、ちょうど干しているところ。

この後、太ったたまねぎを5-6個ごとに結んで、軒下につるして日持ちさせるのが農家流。今回収穫した極早生の品種で100個くらい取れて、あと3品種が収穫を待っているので、1年分くらいのたまねぎにはなるかなぁ、、、。

さて、たまねぎに続いて丸っこいものの話題。我が家のウコッケイが順調に卵を生んでいる。3月24日生まれたヒヨコのお母さんが早々に子離れをして、次なる卵を生んでいるのだ。子供たちは、昼は独立して遊んでいるが、夜は育児中のもう一羽のメスに寄り添いながら寝ている。少し子供を手放すのが早いんじゃないかなぁとも思いつつ、育児のしやすい暖かい時期にもっと多くのヒヨコを育てようとするのはメンドリの行動戦略としては納得のいくところ。今までは15個くらい卵を生んでも温めきらずに平均3羽しか孵化しないという効率の悪さもあるしなぁ、、、と。そこで今回は一計を講じてみた。メンドリが卵を生むのと並行に、紙粘土で作った擬卵も置いていって十分な数の産卵数を確保したと思わせ早期に抱卵体制に移ってもらうというもの。案の定、産卵数が10個に達し、擬卵を5個加え、見かけ上15個になった時点でメンドリが抱卵体制に入った。今度は少しずつ擬卵を取り除いて、本物の卵がメンドリのぬくもりと世話を十分に受けられるようにする(写真はすでに擬卵を3つ取り除いたところ。白いのが擬卵、赤玉が本物の卵)。今度は10個全部とは言わないものの、せめて7割くらいは孵ってくれないかなぁ、、、、。孵化予定日は6月9日である。