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千里の道も一歩から                 (DIYカフェ奮闘記 その1)

備前管内ではオレオレ詐欺の被害が増加しているというニュースがあったところだが、ふと振り返ると当舎にも「カフェカフェ詐欺」の嫌疑がかけられつつあることに気が付いた。こちらに来てから、ずっと「いつかカフェを開業する」という宣言だけはしてきたが、実際は動いていないのではないかというありがたくもない風評だ。

怠慢以外の言い訳も用意はしてあるのだが、そろそろ腰をあげなきゃという思いも強くなってきたので、いろいろ動くことにした。今日は、やるぞ!という対外的な宣言で自分を追い詰めてみるという回。

まずは設計図。 保健所とも相談の上、大体こんな感じで進めつつある。構想では、この設計図も3D-CADを使ってびしっとしたものを作るつもりだったのだが、今のところ(あるいはずっと)手書き。昔ながらの梁と柱のしっかりした納屋なので、そのあたりを活かしつつ、壁や扉などの建具、床や天井などには手を入れて、保健所からの要件、居心地のよい雰囲気、自分の技術水準のバランスをとりながら電気・水・ガス以外の部分をDIYで作って行こうと思っている。

ヤル気になっている間に、とりあえずのやること整理。

1) 壊すことだけ先行していた窓の設置。 2階客席から素敵な眺めを確保する

 

2. 屋根の裏に断熱材を入れて、夏も冬も居心地のいい体感温度を確保する。

3.この階段を、緩やかな勾配かつ手すりのついたものに架け替える。途中に踊り場も設置。

4.扉をもう一つ右の区画にずらす。 その前にカウンターテーブルを設置。珪藻土で壁塗り。床はキッチンは排水を整備した上でコンクリートをうつ。

5.トイレの設置。これはいわゆるエコサントイレを設置する。上下水道を使わず、いわゆる下肥を作るものであるが、最新技術を使って衛生的かつにおいの出ないものを計画している。もちろん、物質循環を回す小さな工夫である。

さて、このほか、

6.緩速ろ過技術を使った浄水・下水処理設備などの設置。

7.キッチン設備として換気扇及びダクトの設置。

 うーん、まだやるべき工程はあるような気がするけど、まずは手を付ける場所を列挙してみた。

 さて、今日から、資材調達やら下準備やら少しずつ手を付けるぞ!

 書いて公表した以上はやるぞ! やるぞーーー、、、、、。